先日、義父を看取りました。通夜・告別式・その他いろんなことを一気にやってきました。事前の準備があれば、何をすべきだったか、何を考えておきべきだったかなど、整理できたはずと後悔しています。時間的にも経済的にも、無駄のないようにしましょう。
最近よく耳にする「エンディングノート」 自分の身の回りのことや死を向かえるときにしておきたいことを書き留めます。残る人にいろんなことを伝えるノートでもあります。 そのものの役割も大切ですが、それを準備する段階で物事が整理されていきます。自分を見直す意味でも、「エンディングノート」はおすすめです。 書き始めてみませんか。
最後には、何も残りません。 相続するものは、正確に適切な分配にしましょう。 あなたが大事にしてた物やたくさんの思い出の後片付けもしておく必要があります。
いくら大事なもの、いくら高級なものでさえ、棺桶まで持っていることはできません。 もう見ないものとして、心の中に収める準備を進めましょう。 物そのものよりは、物の思い出を心に刻みましよう。
私は、3つの段階に分けて、断捨離をしています。 簡単なものはライト、そこそこのものはミドル、そんなに捨てていいの?と思うくらいのヘビーの3つです。 いきなり、ヘビーなものは人は出来ません。段階を経て物をなくすことにより、それにかかわるストレスは軽減できます。
「人生を全うする」は、言葉では簡単ですが、うまくは行きません。冷静に考えて以下の5つに分類されます。さてあなたは、どんな人生の最期をむかえることになるでしょうか。
経験・知識より、知っておくと随分助かる手続きをお教えします。
余命何年と宣告されていなくてもよいです。 あなたが人生最期を向かえるにあたり、これまでに出会った人・知り合った人・長年付き合った人などへ手紙を書きませんか?
お礼が言いたかった、謝りたかった、理由を聞いてみたかった、なんでもよいのです。 返信があるかもしれません。ないかもしれません。
それはいったい誰なんでしょうか? あなたの回りにいる人、遠く故郷にいる人、苦楽を共にした人など。
あなたが最期に手紙を出す人物は、さて、誰なんでしょうか
馬で行くことも、
車で行くことも、
二人で行くことも、
三人で行くこともできる。
たが、最後の一歩は、
自分ひとりであるかなければならない。
ゲーテ
(詩人)